先月、埼玉県岩槻駅前にある株式会社鈴木人形でお雛様を購入しました。ショールーム見学の様子は以前レポートしたので、ご興味があればコチラをご覧くださいませ。
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雛人形のショールームへいってみた-鈴木人形編-
ショールームの見学も今回で3回目となりました。 3度目の正直という事で、やっとお人形の購入に至りました! それでは早速レポートしていきます。 今回訪れたのは、埼玉県さいたま市に工房を構える株式会社鈴木 ...
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本日はそのお雛様が納品されましたので、ご紹介したいと思います♪
我が家のお雛様は木目込み人形の「都」と呼ばれるお人形です。殿、姫、三人官女、五人囃子、仕丁、随臣が制揃いした15人揃のセットです。
飾り台と屏風、小道具は自分たちで好きなものをカスタマイズしました。
こんな感じで、一番大きな箱が約55㎝×40㎝×高さ17㎝ほどのサイズで、その他にも細かな箱が乗っかっています。早速開けてみましょう!
上に載っていた3点は、店頭で購入すると貰えるサービス品でした! オルゴール(写真を飾るスペースがあります。名入りでしたが個人情報のため隠してあります。)と毛氈(台の下に敷く赤い布)、被布(着物の上に着るベストの様な衣服)が入ってました。被布は木製の台が付いているので、お人形と一緒に飾る事ができます♪
一番下に隠れていた箱を開けると、飾り台でした。
お月さまの様な形で、ワンポイントの装飾が素敵です^ ^
次は、お人形の入っている大きな箱を開けてみましょう。
包み紙は岩槻城の地図や立雛、五月人形の絵が描かれていて味があります♪
蓋を開けると、お手入れセット(毛叩き、拭き布、手袋)と飾り方の冊子(日本人形協会発行)、防虫剤の試供品が入っていました。そして達筆な手書きの立て札がとっても立派です。「寿々㐂雛(すずきびな)」と書かれていました。
その下は薄紙のベールに包まれて、どこに何が入っているのか全く分かりません。箱ものから開けてみましょう!
小さな箱の中には、金屏風が入っていました。折りたたまれた屏風の間には保護のための紙が挟まっていました。
次の箱を開けてみると、雪洞でした。コードレスで光るタイプなので、ボタン電池を入れる必要があります。電池付きなのですぐに使えてありがたいです。
雪洞の裏側にボタン電池を入れる場所があります。
お次の箱は橘と桜です。台にお花をぶら下げるタイプのものです。
さて、やっとお人形さんたちの出番です! 薄紙を開くと、顔紙が丁寧に巻かれています。
顔紙を外すと可愛らしいお顔が見えます。
どこに誰が入っているのかワクワクです♪
お人形を15体取り出しました。お人形の並べ方は、「雛人形の飾り方」という冊子を参考に並べていきます。そして最後は小道具を取り付けていきます。
それぞれ手に小道具を持たせてみました。雪洞の明かりをつけてみると、ムーディーな演出をしてくれます^^(後で気づきましたが、雪洞の向きが逆でした…)
殿、姫、三人官女は、夫と娘と一緒に布を選びました。二択で迷った布は、娘にどっちの布がいいか指さして決めてもらいました。そうして選んだ布を自分で着せ付けたので、とっても愛着が沸いています。
殿と姫の上着は色違いの鳳凰柄なので、ペアルックスタイルです♪ 後ろ姿はこんな感じです。
姫は長い髪の毛を結んでいます。「塗り頭(ぬりがしら)」と呼ばれる方法で、胡粉(貝殻などから作られる白い顔料)の上から墨を塗り重ねて作られています。マットな艶感が上品です。
三人官女の袴はお揃いです。真ん中の座っている官女は最年上で、リーダー的役割を担っています。彼女の上着は落ち着いた色の上着にして、大人な雰囲気を醸し出してみました^ ^ 髪型は皆おかっぱです。
因みに「正絹(しょうけん)」と呼ばれる絹100%の高級な絹織物を使わせてもらえました。絹特有の上品な光沢や、きめ細かな質感が特徴です。
お顔は次郎左衛門という、江戸時代に流行した雛人形をモデルにしています。お団子の様な丸顔が可愛らしいです。
なんとも言えない素朴な表情じゃありませんか…このお顔とても気に入っています♪
とりあえずリビングの片隅に飾ってみました。先日購入した信夫工芸店の「流し雛」も一緒に置いてみました。お部屋の一角がとても賑やかになりました♪
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娘の手の届くところに置いておくのが心配だったので、後日お雛様たちには玄関にお引越ししてもらいました。なんでも舐めて噛んでしまう娘なので仕方がありません…ケース入りのお雛様が人気なのも分かります。
これで我が家にも無事にお雛様がやって来ました。最後まで見ていただき、ありがとうございました。今回は、納品されたての鈴木人形のお雛様をご紹介しました。ひな祭りにはお花も活けて飾り付けしたいと思います^ ^