雛人形

木目込キットで干支を作ってみた。2023年干支「卯」編

今回は木目込人形のキットを作ってみたので、ご紹介します♪

先日、来年の干支「卯」のキットを人形の久月で購入しました。玄関にちょこんと置けそうな、小さめのものを選んでみました。

既に少し布を木目込んでしまいましたが…コチラが木目込みのボディ、桐塑(とうそ)です。

キットには桐塑と説明書と布、寒梅粉(かんばいこ)、目のパーツが入っていました。

そして、作るための道具はこちらを使いました。目打ち、木目込み用のヘラ、ハサミ、のりです。さらに紙ヤスリがあると、ボディの凹凸を平らに出来るので便利です。(淡い色や薄い布を使う場合は、白い絵の具を桐塑に塗っておくと、桐塑の色が透けずに綺麗に仕上がります。)

道具は人形の久月人形の田辺のオンラインショップなどで購入する事ができます。楽天市場でも「木目込 道具」で検索すると、ヘラやハサミが見つかります。

のりは粉を水で溶かして練って作ります。寒梅粉(かんばいこ)は、もち米を原材料にして作られる米粉の一種です。のりの作り方は、こちらの動画をご覧くださいませ。

作ったのりは瓶やタッパーにに入れて冷蔵庫に入れておくと、長持ちするのでオススメです。

説明書を見ながら、どの布をどこに着せるか照らし合わせます。型紙に合わせて布をカットしてから作業すると作りやすいと思います。

矢印は布の向きを表しています。ちりめんの布の場合は、この向きが正しいです。

さて、準備が終わったら木目込んで行きましょう! 写真だと少し分かりづらいですが、ヘラを使ってボディの溝にのりを入れていきます。のりをつけすぎたら布に染みてしまうので、ハギレやティッシュで拭き取ってください。

ヘラで布を溝に軽く押さえてから、際をハサミで切ります。柄の位置を調整しながら着せたかったので、型紙を使わず木目込みしました。余分な布が作業の邪魔になるので、なるべく布を小さくカットしてから木目込んだ方が良さそうです…(;^_^

あとはヘラで切った布の端を溝に押し込んでいきます。分かりやすい写真が撮れなかったので、詳細はこちらの動画を参考にしてくださいませ。

今年の干支「虎」の木目込人形ですが、とても丁寧な作り方を教えてくれます^^

最後に目のパーツを付けます。目打ちでボディに穴をあけてからパーツを刺しました。こちらが完成品です! 手のひらサイズの可愛いうさぎができました♪

今回は来年の干支「卯」の木目込キットを使って作ってみました! 道具があれば意外と簡単に出来るので、お好みのキットを見つけて作ってみるのもオススメです♪

前回の記事でご紹介した、浅草橋にある人形の田辺には可愛いアマビエちゃんの木目込キットが沢山売っていました。

お好みの布で作っても楽しそうです^^ また何か木目込キットを作ってみようと思います。

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