2020年2月22日。コロナ禍直前の埼玉県さいたま市岩槻に、
新名所が誕生したのをご存知でしょうか??
- 人形や絵画など約5,000点以上の資料を収蔵
- さいたま市が総事業費42億円をかけて整備!
- 構想は旧岩槻市時代から60年以上も温めてきた⁉
この数字でお分かりの通り、さいたま市が力を入れた“悲願の博物館”
それが『岩槻人形博物館』なのです。
では、一体どんな博物館なのかご案内いたします♪
平屋の建物内は3つの展示室に分かれています。
1.埼玉の人形作り
“人形のまち”岩槻と呼ばれるように、日本最大の日本人形の生産地である埼玉県。
職人さん達の技術や道具、人形を作る工程が紹介されています。
動画でも作業風景を見る事が出来ます。
2.日本の人形
日本画家で人形玩具研究家、西沢 笛畝(にしざわ てきほ)のコレクションを中心とした様々な年代や地域の人形が展示されています。
※作品保護のため、常設展示も定期的に展示替えを行うようです。
次郎左衛門(じろうざえもん)と呼ばれる素朴でチャーミングな頭が付いた、大きな立ち雛に惹かれました♪
3.企画展示室
2020年8月23日(日)まで「開館記念名品展」と題した企画展を開催中です。
“現存する中では最大級”とされる横幅約40㎝の「犬筥(いぬばこ)」が注目の展示です。
今後も年に4回ほどの企画展を開催する予定です。
展示全体の量はそこまで多くないので、
早い人は所要時間30〜40分もあれば見終わるかも…
しかし、ギュッと内容の濃い展示なので見応えは十分あります。
ポイント
おうちでも楽しめるコンテンツあります!
- 『おうちで楽しむ♪岩槻人形博物館』として塗り絵を配信中 ※随時更新
- 公式HPから展示の様子を動画で見られます! ※2020.8.12時点
- キッズページから人形クイズなるものに挑戦できます
基本情報
〒339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町6丁目1-1
048-749-0222
岩槻駅東口から徒歩約10分
無料駐車場あり。普通自動車用28台、車いす用駐車場2台、乗降スペースは大型バス用2台分あり
開館時間︰午前9時~午後5時 ※閉館時刻の30分前までに入館
休館日:月曜日(休日の場合は開館)/年末年始(12月28日から1月4日まで)※臨時休館日あり
通常料金 | 団体料金 | 年間パスポート | |
一般 | 300円 | 200円 | 1,300円 |
高校生/大学生/65歳以上 | 150円 | 100円 | 510円 |
小学生/中学生 | 100円 | 50円 | 300円 |
※20名以上は団体料金
※障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は半額
基本情報はオフィシャルホームページから引用(https://ningyo-muse.jp/)
設備
フリーWi-Fiあり
多目的トイレあり
授乳室あり
コインロッカーあり(中型25個、大型6個。コインリターン式)
ちょっとしたドリンクコーナーあり
ちょっとしたギャラリーショップあり
また、敷地内に併設された『にぎわい交流館いわつき』では地元野菜を使ったカフェや、イベント、ワークショップも楽しめます!
ヨロ研カフェ
埼玉の若手農家さんたちがレストラン向けに野菜を作って地産地消を目指しているのが「さいたまヨーロッパ野菜研究会」。
そんなヨーロッパ野菜たっぷりのランチやスムージー、ジェラートが頂けるカフェです。
毎朝採れたての野菜や、加工品やお土産品なども販売しています。
営業時間は午前10時~午後5時。カフェ席数35席。
出典:にぎわい交流館いわつきのFacebookより
ランチで珍しい野菜たっぷりの「野菜カレー」(1,200円税別)を食べました♪
ワークショップ
体験講座を申し込めば、2階のクラフトルームにて「だるま絵付け」や「アマビエ木目込人形制作」などのクラフトが作れちゃいます!
申込みは電話または2F窓口にて受付。
※詳しくはにぎわい館のイベント案内ページをご覧下さい。
出典:にぎわい交流館いわつきのFacebookより
さいたま市の新たな名所、岩槻人形博物館に行ってみたくなりましたか?
何かのついでに気軽に寄れる観光スポットだと思います。
人形に興味の無い人も、ぜひ一度は訪れてほしいオススメのスポットです♪