おでかけ 雛人形

はじめての流し雛。「人形のまち岩槻流しびな」体験レポート!

今回は埼玉県岩槻城址公園で開催された「人形のまち岩槻流しびな」に行って来ましたので、レポートします!

毎年3月3日直前の日曜日に、岩槻城址公園の菖蒲池周辺で流し雛のイベントが行われています。今年2022年は、2月27日(日)の10時〜14時に開催されました。
流し雛とは、子どもたちの無病息災を雛人形の原型とも言われる「桟俵(さんだわら)」に託して川や海に流す風物行事です。ひな祭りのルーツとも言われています。流し雛について詳しく知りたい方は、以前アップした記事をご覧くださいませ。

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岩槻駅から城址公園までは徒歩20分ほどかかります。無料駐車場(約300台)があるので、我々は家から車で向かいました。岩槻城址公園に着いたのは日曜の午前10時過ぎ頃でした。駐車場から菖蒲池へ向かって歩いて行くと「あかりをつけましょ ぼんぼりに〜♪」と、遠くの方から歌が聞こえてきました。

菖蒲池に架かる赤い橋の向こうが会場です。まだイベントは始まったばかりなのに、もう人だかりが出来ています!

岩槻人形共同組合運営の白いテントで流し雛の桟俵を販売しています。1個600円(税込)、2個以上買うと一つ500円(税込)だったので、我々は1,000円を支払って桟俵を2個購入しました。

桟俵と一緒に白い紙も受け取ります。流し雛の由来が書かれているなあ…と思いきや反対側は名前と願い事を書く為の紙になっていました。近くに設置されたテーブルで願い事を記入して、池沿いの行列に並びます。

因みに、流し雛は「ふくふく東町作業所」という福祉施設の方が作ってくださったものです。作り方の紹介ボードが展示してありました。

作り方の手順

わら刈りとり → 黒米わら天日干し → わら剪定 → 束ね作業 → 桟俵編み → 桟俵天日干し → 完成

という流れで作られているそうです。黒米のワラを使っているんですね 写真を見ると専用の治具を使用して桟俵を編んでいます。作るのにも結構手間がかかっている事が分かります。

そうして出来上がったのがコチラの流し雛たちです。願い事を書いた紙を桟俵に挟んだら、準備OKです!

やっと我々の順番がきました! 係りの方に指示された池のふちへ移動します。

娘を抱っこした夫が、娘と一緒に流し雛を水面へ落としました。娘と夫が流れていく桟俵に手を振っています。

後で気が付きましたが、皆流し終わった後に手を合わせてお祈りしていました…来年はちゃんと手を合わせて祈願したいと思います。

たくさんの流し雛が湖面に浮かんでいます。スタッフの方が、大きな木の板で水面を漕いで桟俵を流していました。

我々が帰る頃には更に沢山の人々が赤い橋を渡って、会場へ向かっていました。初めての流し雛だったのでどんなもんかな? と思っていましたが、意外とすんなり終わりました。近隣の方は常連で来られている様に見受けられましたし、流し雛の風景を大きなカメラで撮影している方も沢山いらっしゃいました。我が家も毎年恒例のイベントになりそうです♪

 

余談ですが先日出来上がった自作のお雛様に、桃と梅の花を飾り付けてみました^^ 左の青い花瓶は、島根県にある出西窯で購入した「とっくり」を花瓶として使用しています。

流し雛も一緒に飾ってあります♪ 我が家の手作りお雛様についてご興味があれば、ぜひ納品レポートをご覧くださいませ。

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いよいよ明日はひな祭り。それぞれのご家庭で、楽しい節句をお迎えくださいませ。

 

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